LinuxにRuby1.9.2とRails3をインストール

LinuxにRuby1.9.2をインストールする手順。
Rails3を使うために。

環境は、CentOS5.5。
さくらのVPS。

まずは、アップデートできるパッケージをアップデート。

yum update

yumでインストールできるRubyの最新版を見てみると、1.8.5。
それ以降のバージョンは自分で何とかしましょう、と。

Ruby1.9.2のソースをダウンロードして、ビルドしてインストールする。

cd /usr/local/src/
wget ftp://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9/ruby-1.9.2-p0.tar.gz
tar zxvf ruby-1.9.2-p0.tar.gz
cd ruby-1.9.2-p0
./configure
make
make install

インストール完了。

ところが、
gem list
してみると、zlibうんぬんでエラー。

zlibのヘッダーが見付からず、それ用のモジュールがビルドできないようだ。
これもyumしてビルド。

yum install zlib-devel
cd /usr/local/src/ruby-1.9.2-p0/ext/zlib/
ruby extconf.rb --with-zlib-include=/usr/include --with-zlib-lib=/usr/lib
make
make install

これで、
gem list
が動いた。


sqlite3を使うので、gemでインストールする。

gem i sqlite3-ruby

エラー。

インストール済みのsqliteはバージョン3なのに。
マイナーバージョン不足でダメ出しされた。

yumで最新版になっているので、これまたソースビルドする。


と、ここで、yumの管理下にあるパッケージをソースビルドで上書きすると、
問題が出ることが判明。

そのパッケージをyumでアップデートすると、上書きされてしまうことがある。

つまり、
yum管理下のsqlite3.1を、
ソースビルドしてsqlite3.5で上書きした場合、
yum版のsqlite3.2で上書きアップデートされる。

そんなわけで、ソースからビルドしてもyumと整合性を取る方法を使う。
yumは、rpmを管理しているだけなので、rpmからインストールすれば整合性はとれる。
なので、ソースからrpmを作れるツールを使う。

使うのはcheckinstall。

cd /usr/local/src/
wget http://asic-linux.com.mx/~izto/checkinstall/files/source/checkinstall-1.6.2.tar.gz
tar zxvf checkinstall-1.6.2.tar.gz
cd checkinstall-1.6.2.tar.gz
make install

これで、
/usr/local/sbin/checkinstall
がインストールされる。

とりあえず、パスは通さずに使うことにする。
よく使うのならパスを通しておくとよい。


Makefileが置いてあるディレクトリで、このコマンドを使えばrpmが作れる。
さっそく、checkinstallそれ自体をrpm化してみる。

/usr/local/sbin/checkinstall
-> /usr/src/redhat/RPMS/(arch)/checkinstall-1.6.2-1.(arch).rpm

「->」は出力されたファイル。
(arc)は、アーキテクチャ。
i386とか、x86_64とか、そういうの。

このrpmをインストールしておけば、yumの管理下に入る。

cd /usr/src/redhat/RPMS/(arch)/
rpm -i checkinstall-1.6.2-1.(arch).rpm

yumでlistしてみる。

yum list checkinstall
-> checkinstall.(arch)  1.6.2-1  installed

よろしい。

では、sqlite3をビルドしてrpmにしてインストールする。

cd /usr/local/src/
wget http://www.sqlite.org/sqlite-amalgamation-3.7.2.tar.gz
tar zxvf sqlite-amalgamation-3.7.2.tar.gz
cd sqlite-3.7.2
./configure

/usr/local/sbin/checkinstall
-> /usr/src/redhat/RPMS/(arch)/sqlite-3.7.2-1.(arch).rpm
cd /usr/src/redhat/RPMS/(arch)/
rpm -i sqlite-3.7.2-1.(arch).rpm

できた。

そして、
gem i sqlite3-ruby

うまくいった。

で、
gem i rails

ぞろぞろとインストールされた。


yumの整合性問題はrubyにも発生するので、こちらもcheckinstallでrpm化してインストールしなおしておく。
Makefileはできているので、ディレクトリに移動してcheckinstallコマンド実行。
でき上がったrpmをインストールして完了。

これで、Linux上でRuby1.9.2とRails3がインストールできた。

動作確認。

rails new blog

プロジェクトが作成された。

めでたし。

2012年11月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

アーカイブ